神戸市長田区/薬局と介護サービスの株式会社クリエイト兵庫

今回は、クリエイトに薬局見学に来ていた薬学生3名と一緒に、仮設住宅訪問を行いました。
初めて被災地を訪れた学生たちは、仮設住宅で現地の人のお話を聞かせていただいたり、 一緒に健康体操をして交流を深めました。2日目は前回と同じく女川町や、石巻などの被災地を 見学してまわりました。震災から2年経った今でもなかなか進まない復興の様子を実感して もらえたのではないかと思います。

今年最初の支援報告です。今回は山元町でのビニールハウス撤去作業と、震災から2年を迎えるにあたって、 現地での「震災キャンドルとひっつみ汁を囲んで」の セレモニーに参加してきました。長年お世話になっている方のお宅でみんな集まり、手作りのキャンドルを持って各々が 震災当時の状況や、2年たった現在の思いを話しました。

2日目はグループに分かれて女川原発や石巻周辺の被災地見学と、福島県飯館村でのワンにゃん支援を お手伝いしました。飯館村では原発事故の後、住民の方は避難されましたが、家で飼われていた犬や猫が今もつながれた ままになっており、何日も餌を食べれない状況が続いています。ワンにゃん支援ではそんなお宅を1件1件まわり、糞の掃除や 餌の補充を行いました。何日かぶりに人と接した犬猫たちは、喜んで走り寄ってきたり、怖がって隠れたりと様々でしたが、 どの子も一生懸命生き抜いていました。

人間のせいで迷惑をかけてしまった犬猫たちに申し訳なく思うと共に、今後も支援を続けていきたいと強く感じました。

今回はたぶん年内最後になると思いますが、津波で被災された方のお宅の庭の除染作業に行ってきました。 前乗りしていた3名とほぼ交代で庭を耕し、土を袋に詰めて家の表に運ぶという作業でした。 当日、寒くて雨が降っていたせいもあり、非常に大変な作業となりました。結果積みあがった土嚢はなんと450袋。 午後からは人数も増え、水を吸って重たくなった土嚢を一生懸命みんなで運びました。

終わった時には服も下着もビショビショのドロドロでしたが、苦しい作業のあとの達成感はなんとも言えないものでした。 また、こちらのお宅の方にも、美味しいお茶やお菓子をいただいたり、暖を取らせていただいたりと、大変お世話になりました。

前回の健康祭りに続いて、今回また山元町で秋祭りを行いました。 今回は支援の一環として、被災されたお宅の庭の草刈りも行いました。

祭りでは前回同様「たこ焼き店」を出店して地元の方に食べていただきました。 普段家ではあまり料理とかしないので最初は非常に不安でしたが、美味しいと言って頂けたのでひとまずホッとしました。

他にも地元の方の餅つきや太鼓演奏などもあり、楽しんでいただけたようでした。

あと、被災地見学として、前回も訪れた女川周辺や、前回は行けなかった海沿いの堤防が壊れたところを見てきました。

ここは普段から非常に波が高く、地元の方は震災当時の状況が蘇るのでなかなか来ないそうです。

確かに勢いよく打ち寄せる波は迫力があり、怖い感じがしました。